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ディセンター

渋沢栄一翁の教え その②(20201120メルマガより)

ディセンターメルマガをご覧の皆さま、こんにちは。

来年に向けて、渋沢企画もどんどん進んでいます。(渋沢栄一は、新しく一万円札の顔になる人物です。)

私も乗り遅れまいと必死に研究しているうちに、「もしかしたら、渋沢栄一の金言だけで、いろは歌作れるんじゃないか」って考え、ちょっと工夫して作ってみると、できちゃいました。(ほんとは、ちょっとではなく、ノイローゼになるほど悩みましたが…)


例えば、「い」は、

「一家一人の為に発する怒りは小なる怒りにて、一国の為に発する怒りは大いなる怒りである。大いなる怒りは、国家社会の進歩発展を促す」

前後の文脈も踏まえ解説すると、次のようになります。

「何かを成し遂げようとするときは、自分の為ではなく、誰かの為に、とか、社会の為に、と思って動くようにするのだ。その方が、自分の利の為に動くよりも、よっぽど大きな力が出る。そして、その力が社会の進歩進捗を生み出す」


私は、仕事で迷った時に、最終的に守りたい家族の顔を思い浮かべて、決断することがあります。自分の為にはできないほどの努力も、お客様のことを思いながらだったら頑張れます。でも、たまに視野が狭くなって、「なんのために頑張っているのかなぁ」なんて、心が折れそうになったりもしますけど、こう言われてみると、そういう時は自己中になっているなぁ(反省)。


このように、渋沢栄一の言葉は、一見難しいのですが、いろは歌のイメージで1日ひとつずつ読み進め、自分に当てはめて考えれば、ストレートに心に響く文章なのです。渋沢栄一の金言いろは歌は、来春には、本にして、皆様にお届けできるようにしますね。


いろは歌になるということは、カルタにもなります。カルタ遊びをしながら言葉に慣れていき、そのカルタを取った人は、裏に書いてある解説を読みながら、自分に当てはめていく。

最初は、起業家教育や社員教育など社会人用に作ろうと思いますが、そのうち噛み砕いて、小学生バージョンも作りたいと思います。

こちらも、来年度がスタートするまでに作成したいとおもいますので、渋沢流イノベーションや渋沢流人材育成、渋沢流創業などにご興味のある方は、今からお声がけください。もちろん、このメルマガでも、その一部を公開していきますね。


いよいよ年末に向かっていく時期です。今年はコロナの影響もあり、できていないことも多くあるとは思いますが、それをこなすと同時に、来年の準備もしなければなりません。渋沢栄一も、効率には「段取り」が大事であると言っています。まさに、来年が明るい未来になるかは、今次第なのですね。

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